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バドミントン撮影術 No01 「高感度カメラ=バドカメラ(追記訂正)」

2010年04月28日 18:00

2010_0428

2007_0919掲載記事・再掲(一部追補修正)

  「高感度カメラ=バドカメラ

近年、カメラのデジタル化が進み、スポーツ分野での写真撮影が身近なものになりつつある。
フィルムカメラでは“連写撮影”なんて素人には勿体無い話で、失敗覚悟ではなかなかシャッターを切ることは出来なかった。
しかし、デジタルカメラでは何枚でも無駄打ちが出来、失敗してもメモリー消去でOK。
100枚撮れば1枚くらいは“ベストショット”が獲られるものである。
更に、ここ最近になって、カメラの高感度化が飛躍的に進みつつある。

ここで「バドミントン競技の写真撮影」について説明したい。


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バドミントン競技は「暗い室内で行われる」という宿命を背負っている。しかも「フラッシュ撮影禁止」は当然のこと。
カメラ撮影において、光の量が少ない場所で画像を明るく保つ方法は、 以下のいずれかの設定による。

 1)シャッター速度を遅くする。
  (長い時間シャッター膜を開け、光の量を確保する)
 2)絞りを開放する。
  (レンズの絞りを目一杯開けて、光を沢山取り込む)
 3)感度を上げる。
  (ISOの感度を上げ、少ない光でも結像できるようにする。)

以上のいずれかの設定によって、暗い場所でも被写体が明るく保たれた画像が得られるのである。

ところが、どれも簡単な事ではないからこそ、これまでバドミントン競技の写真は“特殊”とされてきた所以である。
それは以下のとおり。

1)シャッタースピード(以下SSと表記)を遅くする。

これは、スポーツ写真においては、限界がある。
止まっている静物被写体の撮影では1秒~5秒など三脚を使えばどうにでもなる。
しかし、動き回るバドミントン選手の撮影では最低でもSS=1/250~400、止まったシャトルを捉えたければ1/600以上のシャッター速度は欲しいところ。
SSが遅い(1/100以下)だと「被写体ブレ」を防止することは難しい。
(よく顔がのっぺらぼうのようになったり、腕や足が背景に溶けたように消えてなくなった画像はこのためである。)
充分な速さのSSが得られないと、選手が止まった画像を得ることは難しいのである。

つまり、一つ目のポイントとして、

  「SS(シャッター速度)は1/250以上を確保!!

2)絞りF値)を開放する。

開放絞りの数値(F値)はレンズの基本性能であり、上限はレンズ個体のポテンシャルそのもの
通常の廉価レンズ(キットレンズなどのセットについているもののほとんど)では開放値「F4~5.6」程度。
ちなみにF値はレンズの絞りをめいっぱい広げたときの明るさを示し、その数値が小さいほど“明るいレンズ”ということが出来る。
明るいレンズであれば、多くの光をカメラ内部に取り込むことが出来るので、短い時間(速いシャッター速度・SS)で撮像を得ることができる。
つまり、F値が4.0や5.6といった暗いものよりも2.8、1.8、1.4、1.2・・・1.0といった明るいレンズのほうが、より早いシャッター速度で撮影が可能だということだ。
しかし、レンズの明るさと価格は比例しており、明るければ明るいほどに、価格は倍、さらに倍・・・というように青天井。
アマチュアユーザーが手にするような機材ではなくなる。

この点こそが、一般の人が普通に“バドミントンの写真が撮れない”理由だったといえよう。
 ※ちなみに人間の目でみる明るさがF1.0で、これは「レンズを通して入ってくる明るさのロスが無いことを意味し、これを実現したレンズは数えるほどしかないし、目が飛び出るほど高額なものとなる。
 ※明るいレンズは価格がその明るさに応じて倍々と高価になる。

F4.0程度の廉価レンズでは、バドミントン会場での撮影では「ISO1600」でも「SS=1/100~125」と遅く、素早い動いているバドミントンプレーヤーのを撮影は困難。


  つまり、一般の人は「バドミントン写真は撮れないのか?」


 いいや、そうではないのです。
 
撮れるんです!!
撮れる時代になった
・・・と言ったほうが正確な表現だと思います。

その理由は次の3)にあります。


3)「カメラの感度ISO)」を上げる。

デジタルの時代になり、もっとも室内競技スポーツ写真の世界へ変化をもたらした技術
それが最高感度の“超高感度化”なのです。

高感度化するということは、カメラボディの感度(ISO値)を上げれば、絞りは暗くとも(絞りの値を変えずに)速いシャッター速度(SS)で撮影が出来る!ことを意味します。

ちなみに、同じF値のレンズで、感度を倍(ex.ISO1600→ISO3200)とすると、シャッター速度は半分の速さ(ex.1/250→1/500)で同じ明るさの画像を得ることが出来ます。


わかりやすく言い換えます。
つまり「バドミントンのような室内競技の撮影が、廉価な普通のキットレンズ(F4程度)でも、SS1/250以上のシャッター速度で可能になった!」ということです。

デジタルですので、当然!失敗したら消せばいい。
何度でも何枚でも撮影できる。
誰しも100枚撮れば、1枚くらいはお気に入りの画像が得られるものです。^^

フィルムカメラ(銀塩)では考えられないことが、この数年のうちに起こっているのです。


周りを見渡してください。
全国大会、地区大会の写真が、これまでに比べると破格の値段で、プリント、パネルで販売される状況をがありませんか?

すべてはデジタルカメラの進化の賜物だということを実感するこの頃です。


以上のようなことを2007年9月にブログにて紹介しました。

その際の記事中に

現在のところ、フラッグシップモデルでの仕様ではあるが、2・3年後には普及機での採用もありうる話。
これは、つまり前述“3)「カメラの感度」の条件”が大幅に進化し、結果的に“廉価なレンズでもバドの撮影が可能になる!!”ことを意味する。


と記しました。

まさに、その時代の到来です。^^;

そしてその記事の結びでは

私は現在のところ、バドミントンを頑張っている選手達の輝く一瞬を切り取り、その選手が頑張った証を残してあげたいという思いから、重くかさばる白レンズをもって出向いた会場で写真撮影に奔走しているが、その役目を終える日も近いのかもしれないと感じている。
1年先か、2年先か・・・そう遠くない間に「バドの写真」は誰もが撮影できる時代になっているに違いない。
それまでに何人の写真を残す事が出来るか・・・
そんな事を考えながらシャッターを切っているこの頃である。


と結んでいますが、いやはやあれから3年経たず、このような状況が目の前にあります。


これからのまだ7年間、バドにかかわる時間は充分にあります。

・・・と同時に、続けてきた「写真手裏剣」活動のあり方と意味を考える状況です。

微力ながら経験で得た、もてるノウハウをパパ・ママカメラマンの皆さんに、伝えて行くことも「写真手裏剣」のひとつのあり方?
そんな事を考えているこの頃です。


「バドミントン撮影術」と題して、時々写真に関する話の掲載を再開したいと思います。^^;


あと7年・・・永い時間になりそうです。^^;



情報:Michi_Papa

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スポーツ広場

写真手裏剣WEBサイト

fotorogue/BAD_FHOTO~羽根の行方~




参考:カメラの高感度化について

少し前(2~3年)のカメラでは最高感度(ISO値)は1600程度が主流でした。
ISO800~1600程度の感度では、まだ高速でシャッターを切ることが難しく、撮れたとしても撮像には多くの“高感度ノイズ”が発生し、良好な画が得られないものでした。

 ISO1600モデル : EOS_KissDN、EOS_KissDX、EOS_KissF、EOS_KissX2
 ISO3200モデル : EOS10D、EOS5D、EOS20D、EOS30D、EOS40D

ところが!2007年末、それまでの常識を覆す最高感度 ISO25600という、超高感度カメラD3を発売。
それまではスポーツシーンでは優位だったCANON社のEOS_1DMK3の最高感度 ISO6400に大きく溝を空け、その後のモデルでもノイズレスな超高感度をスタンダードとして、後継機を投入し続けました。

あれから、3年の時間が過ぎ去り、多くの新モデルが年に2回以上のペースで発表され、デジタル一眼レフの進化は、それまでに無いハイスピードで変化を続け、今日に至っています。

2010_0401現在発売中のモデルで感度の主流は、ずばり“常用ISO6400最高感度ISO12800以上/設定で感度をISO12800まで上げることが出来る)”が当然となってしまいました。

 ISO12800モデル : EOS_KissX3、EOS_50D、EOS_KissX4EOS_7D
 ISO25600モデル : EOS_5DMK2 
 ※ただし、メーカーが画質を保障する「常用ISO」では、新機種では常用ISO6400となり、高感度ノイズに関する画質も向上している。

上記はプロ機ではなく、アマチュア、ハイエンドユーザー対応のもので、価格もボディのおみで現在4万円~で流通しているものも含まれます。

 PHOTO-1)
 2009年10月に発売されたCANON/EOS_7D
 現在、プロ機を除けば室内スポーツ撮影に最も適している!と、Michi_Papaが推薦する一押しの機種。
 高感度特性に加え、AFの性能も飛躍的に進化。
 実売価格11~13万円(ボディのみ)でのコストパフォーマンスはまさに他社に無い脅威(モンスター)。

news-photo-7d.jpg 

 PHOTO-2)
 2010年2月末に発売されたCANON/EOS_KissX4
 エントリーモデルながら、常用ISO6400の高感度特性は、室内スポーツシーンでは最強の武器。
 様々なシーンでノーフラッシュ撮影が可能なことも汎用性を広め、これからのファミリー層にはお勧めの一台。
 実売価格6~8万円(ボディのみ)

magzine-photo-kissx4.jpg 





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