◇強くなって五輪で金を-全国大会で2回優勝した青森のバドミントン選手・奈良岡功大君(8)
奈良岡家には毎日、バドミントンのシャトルを壁に打ち付ける鋭い音が響く。小学校から帰宅後と就寝前、起床後の3回、約10分間ずつ集中するのが日課だ。練習を始めた6歳のころは「うるさい」と祖父も顔をしかめた。だが全国大会などで優勝するようになると何も言わなくなった。夢は「すごく強い選手になって、オリンピックで金メダルを取ること」だ。
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父浩さん(40)は高校バドミントン部のコーチで、青森市の浪岡ジュニアバドミントンクラブでも指導。このためバドミントンは身近な存在で、物心がつく前から風船をラケットでたたいていた。5歳ごろからはクラブに遊びに行くようになり、「バドミントンをやりたい」と父に訴えた。
最初に許されたのは素振りだけ。コートの片隅で毎回3000回を黙々とこなし、約半年後にシャトルを打たせてもらえるようになった。浩さんは「息子は心からバドミントンが好き。幼いと疲れたら泣いたりやめたりするが、自分から向かっていく」と舌を巻く。練習のためならテレビゲームもやらない。下校すると宿題をすぐに片付けるストイックぶりだ。
その後、目標は世界へ。バドミントンの国際大会のDVDを見ては「(世界のトップ選手たちを)早く倒したい。自分も頑張ればできるはず」とわくわくした。同じころ、08年9月に東京であった国際大会のイベントで、アテネ五輪で金メダルを取った選手と試合をするチャンスに恵まれた。
目の当たりにしたトップ選手のプレーは衝撃的だった。「相手が後ろ向きに打ったバックハンドショットが、ズバンと決まった」。シャトルの速さに驚いたが、試合では目標の5点を上回る6点を奪った。うれしくて、「五輪で勝ちたい」との思いは一層、強まった。
競技を本格的にするようになると、「好き」よりも「強くなりたい」との思いが強くなった。昨年8月、熊本県八代市であった全国大会では、小学1、2年生の部で初の日本一に輝いた。「どうしたら五輪に出られるの?」。父に思いをぶつけた。父の返答は「全国大会で10回勝ったらかな」。練習への熱はさらに増した。昨年12月には同じクラブの4年生とペアを組み、千葉市であった全国大会のダブルスで優勝。だが「10回のうちの2回目」と冷静だ。
「五輪まであと8回」。大きな未来を見据えている。【三股智子】
◇ならおか・こうだい 01年6月30日生まれ。身長141センチ、体重39キロ。祖父母と両親、生後6カ月の妹の6人家族。試合前にはサザンオールスターズやGreeeenの歌を聴いて集中する。
~ 以上 毎日jp 2010_0227掲載記事より 全文を掲載 ~ 」
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100227ddlk04050221000c.html
ジュニアのみんなの感想はどうですか?^^
Michi_Papaが初めて彼を見かけたのはとある地方都市の強豪校の体育館。
小さなからだ全体から「バドミントンが大好き!!!」というオーラが滲み出ていました。^^
辛い練習もあるだろうけれど、何よりもバドミントンが大好きで、楽しい!!という気持ちでプレーしている姿が、見ているパパさんママさんや僕たちをワクワクした気持ちにさせてくれるのだと感じます。
大きな夢へ向かって走り続ける小さな戦士を、これからも見守りたいと思います。^^
それにしても・・・10回のうちの2回目・・・わかりやすくて具体的な目標は、なるほど!とうなりました。^^;
情報:Michi_Papa
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